私と伊藤道一郎先生との出逢い
伊藤先生との出会いは薩摩なた豆茶や薩摩なた豆歯磨き粉を製造・販売を行なっているヨシトメ産業株式会社、吉留崇さんにご紹介頂いたのがきっかけでした。
昨年、私が所属している歯科衛生士のスタディーグループ『Team Grin’n』のHawaii研修で『Made in Japan』の口腔ケア製品を紹介するという企画があり私は、『なた豆歯磨き粉』について発表をすることになりました。資料作りを行なっている際に、ご縁があって親切にして頂いた吉留さんより、『なた豆の研究をされていた先生が東京で開業されている』とご紹介頂き、お会いする事ができました。伊藤先生が長崎大学付属病院でのなた豆の研究やどの様に臨床で取り入れていたか、などを詳しく教えてくださり、ハワイ研修の発表でも大変高評価を頂きました。

院長 伊藤道一郎先生の紹介
伊藤先生のクリニック『番町オーラルサージェリー&スキャニング』は全身的にお口を管理するクリニックです。インプラント手術の症例も豊富で困難な症例や骨造成を併用した修復ができます。
更に多くの講演やフロリデーション(水道水フッ素濃度適正化)の活動もされています。






番町オーラルサージェリー&スキャニングのHPです
インタビューの内容
長崎大学を卒業後、同大学院博士課程を修了後、長崎大学付属病院にお勤めだった伊藤先生ですが先生となた豆の出会いを教えてください。
ーーー歯性上顎洞炎の患者さんを診ていたのですが歯を抜いても治らず躊躇していました。患者さんに手術を勧めましたが『手術はしたくない』という事で外来でフォローをしていました。しばらくして、患者さんのCTを撮りましたら綺麗に治っていたんですね。とても不思議に思い、『何か特別な事はされましたか。』と聞くと『ずっとヨシトメ産業の薩摩なた豆茶を飲んでいます。』と仰ってました。それから興味を持ちまして論文などを調べたんですね。そして、なた豆にはカナバニンやコンカナバニンAが含まれている事がわかりました。
それがきっかけで吉留社長とお知り合いになったのですか?
ーーー患者さんが飲んでいたお茶がヨシトメ産業のものでしたので、問い合わせをしたら社長が出向いて下さってね。もう30年位前ですね。
先生はなた豆の研究を口腔外科学会の抄録で出されたのですよね。長崎大学口腔外科でどのように研究をされていたのですか?
ーーーそうです、2回位なた豆に関して発表しましたね。歯性上顎洞炎の患者さんを最初は10人位、ヨシトメ産業の薩摩なた豆茶を『1日2リットル』毎日飲んでもらったんですね。水の代わりに飲んでもらいました。
そして、早くて2ヶ月位で効果が出ました。上顎洞が綺麗になったんです。トータル40人位の患者さんに飲んで頂きまして、遅い方でも1年半くらいで結果がでましたね。殆どの患者さんは歯性上顎洞炎の手術をしなくても良いほど結果が出ました。
更に私は癌の患者さんも診ていましたので血液検査をする時にその患者さんの免疫力があるかをみる資料としてコンカナバニンAがありました。コンカナバニンAはなた豆から初めて発見されたものです。そこでコンカナバニンAは免疫力をあげるには良いものだと気づきました。その当時の教授に話をして手術をするような患者さんに同意を得て、なた豆茶を飲んでもらっていました。
ーーー鼻炎や慢性上顎洞炎ある患者様にお薦めしています。皆さん結構飲まれてますね。
ーーー私は大学病院勤務時代からヨシトメ産業の薩摩なた豆茶でしか研究を行なっておりません。それなので他の会社のなた豆茶はわかりませんが私の患者さん方は全てヨシトメ産業さんのお茶を飲んでもらっていました。吉留さんの所だから結果が出たのだと思います。

ーーーMade in Japan の製品はとても安心ですし、ブランドですよね。ましてやヨシトメ産業のものは製造元がしっかりされているので良いですね。そしてコンカナバニンAを大々的にしっかりアピールすれば、これからの日本の健康に貢献できると思いますし、さらに全身に期待ができると思います。
伊藤先生とお会いでき、なた豆の研究などをお話して頂いてから、私の知識の引き出しが増え、患者様とのコミュニケーションに役立っております。歯周病菌はお口の中だけでなく脳梗塞や脳血管障害、糖尿病と全身にも影響を及ぼす怖い細菌です。なた豆の成分が歯周病菌軽減に期待ができる事をより多くの皆様に周知すれば歯周病の罹患率も減ってくるはずです。微力ながらこれからもなた豆の良さを日本ならず、世界にも広めていきたいと思っております。